900話にてついにケーキ実食イベントが起こったわけだけど、回想シーンで描かれたサンジもまた印象的だったよね!
マムの喜ぶ顔を想像してニヤつくサンジ。
状況としてはかなり切迫してはいるんだけど、こういう優しさは天性の優しさだといえると思う!
【スポンサーリンク】
ニヤニヤサンジとマムの心境、涙を流した破壊者のこと!
船の命とWCIの存亡を賭けた、一世一代の調理タイム。
シフォンからは怒られてはいたものの、サンジはそんな状況の中マムの喜ぶ顔を想像してニヤニヤを隠せなかったみたいだ。
これは人によっては「緊張感がない」かのように見える部分だとは思うんだけど、裏を返せばそれほどまでの状況で「食べる人の気持ち」を考えることが出来てる…ってことだよね!
ワンピース900巻より引用 緊張感がないようにも見えるサンジのニヤニヤ!
サニー号&麦わらの一味の存亡がケーキの味にかかっていることなんて、サンジだって百も承知。
サンジは責任感も強いタイプと思うから、本人だってプレッシャーを感じてないはずはないと思うんだ。
しかしあえて、その状況下でなお“食べる側の心理”に心のチャンネルを合わせ「いかに喜んでもらえるか?」を考えることが出来るのは、料理人としてのサンジの集中力がとても高いことを示していると思う!
その性格と天賦の才は、まさに「コックになるために生まれてきたような男」のようにも思えた!
【スポンサーリンク】
涙を流す破壊者のこと!
そして、そんなサンジのケーキを食べたビッグマムのリアクションは以下の通り。
過去のタイトルでNature born destroyer(ナチュラルボーンデストロイヤー)としても扱われた彼女。
生まれながらの破壊者を涙させたのは、そんなサンジの料理の腕前ひとつだったわけだね!
ここにはなんとなく「柔よく剛を制す」とか「戦わずして勝つ」とかそういう印象を受ける場面だった!
ワンピース900巻より引用 涙を流す破壊者、ビッグマム!
これまでの彼女のチートっぷりはご存知の通り。
懇親の毒ガス弾も簡単に迎撃し、ゼウスを応用した大落雷にも動じなかった。
ルフィと拳を交えた時も余裕の表情すら見せていた感じだし、ベッジの城(大頭目)に対しても、丸腰で殴りかかってあの大損害。
そんな「どうやって勝つんだレベル」の身体能力を持った彼女を涙させた唯一の手段があのケーキだったということ。
麦わらの一味にとってビッグマムはまだ戦闘で勝てる相手ではないけど、上記の場面は「こういう勝ち方もある」というひとつの証明になってるのかもしれないね!
拳と拳でぶつかりあって戦うシーンは燃えるし面白いけど、それだけが漫画の全てじゃない。
上記のサンジとマムの対比からは、なんとなくそんな尾田先生のメッセージを感じた気がしたかも!!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!