【ワンピース】主人に見捨てられた魂、ゼウスの覚悟・反抗について！

今回かなりの根性を見せたゼウス。

以下、そんなゼウスの覚悟についてバトワンなりに考察を深めていきたいと思うよ！

情けない部分も多いゼウスだけれども、今回はその覚悟を見せてくれたね！

主人に見捨てられた魂、ゼウスの覚悟・反抗について！

まず最初にチェックしたいのは以下のカット。

ここではマムに見捨てられ、行き場を失ってしまったゼウス様子がえがかれることになった。

このシーンは見ていてとても可哀想な気持ちになってしまうよね、やり場のない気持ちというか。

ゼウスにはこうなる以外の運命はなかったのだろうか…！

ワンピース1013話より引用　このシーンは見ていてとても可哀想な気持ちになってしまう！

これまでのゼウスの振る舞いを見ていると、彼は悪気があって失敗を繰り返していたわけではない。

純粋にうっかり屋さんで、抜けているだけのキャラクター。それがゼウスだ。

ぬけた性格をしているゼウスだけれども、彼は彼なりにマムのために尽くそうとしてきた。

しかしその末路というか結末は、このように“用済み”として切り捨てられてしまう…というところだったわけだね。

悪気があって裏切ってきたのとはわけがちがうから、この時のショックは相当なものだったに違いない！！

渾身の反抗は通じなかったものの？

次にチェックしたいのは以下のカット。

ここではゼウスがマムに対して反抗しているのがうかがえる！

ゼウスは実力的にはマムに当然敵わないし、これがいかに無謀な反抗であるかは当人がよく理解しているはずだ。

この背景にはゼウスの悲しすぎる精神状態が表れているような気がするよね！

彼としては、すでにマムよりもナミのほうを深く信頼している様子…！

ワンピース1013話より引用　渾身の反抗は通じなかったものの？

ビッグマムに用済み宣言をされたゼウス。

ここでマムに盾突こうとしたこってことは、彼は「マムはこうなったら絶対にボクを許してくれない」と確信しているから…ということになる。

ビッグマムの魂から生まれた存在なのにも関わらず、生みの親を信用しきれない（あるいはそういった意味の信用をしている）…というのはとても残酷なことだ。

言い換えるなら、ゼウスは「主人に見捨てられた魂」といったところ。

今回は無謀な玉砕のように見えたけれども。行き場を失ったゼウスとしてはこれしか手段がなかったんだろうね…！

もともと魂を持たない雷雲だったとはいえ、キャラクター的にかなり愛嬌のあるタイプだったので、ここでフェイドアウトしてしまうのはだいぶ寂しいように思えてしまう…！