キングとの戦いで存在感を発揮したゾロ。
今回はそんなゾロの“閻王”について触れていきたい。
これはレイリーの「冥王」と対比されている感じかなー?アツいね!
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閻王ゾロ誕生の兆し、冥王レイリーとの対比を感じる!
ゾロと閻王が絡んだ記念すべき初シーンは以下。
閻王とは閻魔のことであり、ぞくにいう閻魔大王さまのこと。
ゾロが日和からプレゼントされた名刀閻魔とも繋がっているし、これまでゾロが使用してきた数々の斬撃も仏教に関連しているし、ピッタリの表現だね!
ワンピース1035話より引用 ゾロと閻王が絡んだ記念すべき初シーン!
もともとは東の海の「海賊狩り」の異名からスタートしたゾロ。
思えばあれからずっとその異名に変化がなかったように思うけど、ここにきて“閻王ゾロ”になるのかなーなんて思うと、その成長がみてとれて感慨深いところ。
海賊王ロジャーの右腕、レイリーの異名も“冥王”だったしね、ここにも対比を感じるところ!
またこの辺り、作品全体の相関をみていくと“やはりルフィを主軸に組み立てられてる感”を感じるところかもしれない。
というのも、ゾロは鷹の目のミホークに剣技を磨いてもらった経緯がある(実質的には弟子みたいなものだと思うし)んだよね。
このことを踏まえると、新しい通り名になるにしてもミホーク寄りにいったほうが自然といえば自然なようにも思えると思う。
この辺りは不自然なほどの揺らぎではないと思うけどね、やはり「麦わらの一味をロジャー海賊団と重ねていく」みたいな力が働いたのかもしれないね!
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冥王レイリーとの対比について!
次に冥王レイリーとの対比について触れていこう。
レイリーは以下、冥王という異名を持っていることがすでに判明している。
冥王とは冥府(あの世・死者の世界の王)ということで、ビミョーに違うような同じようなすごい際どいところ。
ここは出典となる神話で切り分けたほうが良いだろう。
ワンピース51巻より引用 シルバーズ・レイリーは冥王と呼ばれている!
閻魔、閻王は冒頭で述べたとおりヒンズーや仏教にまつわる地獄の王(別名ヤマとも)。
対して冥王はギリシャ神話ではハーデスのことを指す感じ。(ローマ神話ではプルートだけど、語源となるプルトンがそもそもハデスの別名)
しいて対比するなら、西洋の地獄と東洋の地獄…って感じで見つめるといいのかもね!
ちなみに神話をひもといていくとヒンズーとキリスト教は完全に別個で考えたほうが良さそうな宗教。
それでもなお“冥府”という概念が自然発生的に共通してるのは面白いところだよね!
いずれにしてもゾロとレイリー、この2人は“海賊王の右腕”ってことになってくるわけだし(ゾロはこれからだけど)、その通り名が彼らに相応しいものであることは疑いの余地がないだろう!
今後もこういうさりげない対比は描かれてくると思うから楽しみにしていきたいところだ!
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