【ワンピース】922話「百獣海賊団総督　カイドウ」ネタバレ確定感想＆考察、熱息（ボロブレス）の破壊力！ | バトワン！

博羅町に迫りくるカイドウの脅威。

暗闇を断ち割るように現れたその姿はまさに龍神そのもので、とてつもない威圧感を放っていた！

決闘をしていたジャックと酒天丸もさすがに中断し、行動のベクトルを転換してみせた！

以下は頭山盗賊団に撤退の指示を出す酒天丸。

ジャックに切りかかっていった辺りを見ると相当に短気な印象を受けたけど、この指示は相当に冷静だよね！

登場時は酒も飲んでいたようだったし、戦いの中でアドレナリンも出ていたことだろうし、この状況でしっかり撤退の命令を出せるのはやはり「頭領」としての自覚があるからなんだろう！

酒天丸が単なる荒くれ者ではないことがわかるシーンだ！

ワンピース922話より引用　頭山盗賊団に指示を出す酒天丸！

アシュラ童子と酒天丸が同一人物である可能性は上記の記事で触れたけど、今回の922話でその可能性は確信に変わったと断言してよいだろう。

カイドウも酒天丸に対して「お前を覚えてるぞ…」と語っていたし、酒天丸もカイドウと戦った記憶を回想していた様子。

共通の記憶に辿り着いた2人はきっと、20年前光月一族をめぐる戦いで衝突した経緯をもっているんだろうね…！！

しかしともあれ竜化したカイドウの迫力すごいな〜、睨みつける竜の一瞥（いちべつ）が放つ威圧感は、さすが四皇の貫禄といったところか！

また、今回の922話では、竜化したカイドウの酔っぱらいシーンも描かれることになった！

これはかなりコミカルな描写で、見ていて楽しい気持ちになったかも！

ワンピース922話より引用　酔っぱらいカイドウの人間性が垣間見えるシーン！

ビッグマム編の時もそうだったけど、怖くて怖くて恐ろしい四皇も、やっぱり“人らしい側面”を持っていた。

いくら戦闘能力が高くても別に神様ではなくて、やっぱりその基軸には「人間臭さ」が根強くこびりついているんだ。

この人間臭さがキャラの魅力に繋がっているのは間違いないと思うし、だからこそワンピース世界は面白いんだと思う。

別に酔っ払っていたからといってカイドウの大物感が損なわれるわけではないことを思うと、上記カットはとても魅力的に感じるワンシーンだった！

ワンピース世界ではこれまでも色々なキャラが登場してきたけど、今回の酔っぱらいカイドウは改めて「格好良さとか迫力も良いけど、何より楽しさを重視してますよ！」といったメッセージが送られてきたように感じる描写だったかな！

ちなみに今回のカイドウで面白かったのは以下のシーン。

お酒飲んで酔っ払ってる人ってだいたいこう言うよねw

これまではどっちかというと神格化されて恐ろしいイメージのほうが強かったカイドウだけど、以下のカットはなんだかビッグマムと似た者同士な部分もあるようにも感じたかも知れない！

マムは「仲良くいこうぜ、昔みたいに…」って言ってたけど、本当に昔は仲が良かったんじゃないか？とすら感じさせる場面だったような気がするかな！

ワンピース922話より引用　酔ってる人ってだいたいこう言うよねw

ビッグマムとカイドウを繋ぐ線としては「ロックス」が挙げられるけど、上記カットはなんとなく、「カイドウとビッグマムが同じ船の上で飲んで食って騒いでいた…」みたいなイメージを想起させるワンシーンでもあったと思う。

大食らいのマムと大酒飲みのカイドウ…。

そうやって考えると、この2人はある意味良いペアだったりするのかも…なんて思えてくるフシすらあるくらいだ！

あ！カイドウの大酒飲みで思い返したけど、彼は相当に「酒に溺れるタイプ」っぽい印象があるので、そこも重ねて思い返しておきたい部分だ。

以下のカットはだいぶ前の824話だけれども、この時も泣き上戸とか怒り上戸になって、周囲の部下を困惑させていた！

カイドウ824
ワンピース824話より引用　酒を飲んで泣き崩れるカイドウ。なんか人間味を感じる！

これに加えて今回のカイドウは笑い上戸だったし、酒癖の悪さもインパクトのひとつだね！

まだわからないけれど、そのうち酔拳みたいに「飲めば飲むほど強くなる」みたいな戦い方も登場するかもしれないので、一応注目しておきたい！

ドラゴンの姿をしていれば、お酒に火を付けて火炎放射…みたいなのも出来そうだね〜！

さて、次のページではカイドウがおでん城に矛先を向けるフェイズ。

ホーキンスの発言と、意味深なジャックの「……。」が気になるポイントだった！

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