【火ノ丸相撲】焼け炮・破城(はじょう)の破壊力、変幻自在の小兵の相撲!

火ノ丸によって使用された掛け張り手、焼け炮・破城(はじょう)。

いやー、この一撃格好良かったよね、前回の4連撃から引き続き、畳み掛けるように追撃された破城の破壊力。

これまでの信念とは異なり、八艘飛びのような奇策を使ってでも揺さぶりにいった火ノ丸の覚悟…しびれる!!

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焼け炮・破城(はじょう)の破壊力、変幻自在の小兵の相撲!

今回使用された掛け張り手・焼け炮・破城は以下のような感じ。

薙ぎ払うような通常の焼け炮とは違い、なんか正面から顔面を打ち抜きにかかってる感じだよね!

これ草薙だからなんとか…って感じだけど、普通の相手だったら首もげちゃうよ〜!


火ノ丸相撲222話より引用 使用された掛け張り手・焼け炮・破城!

張り手、足掛け、八艘飛び…といった様々な技を併用することで、相手のバランスを崩しにかかる機敏な火ノ丸。

全てを受けきって勝とうとしている草薙の相撲とは、全く違う部分を見ていることがよくわかる…って感じだね!

本来ならば2人とも「大和国」という目標を共に追っていたはず。

火ノ丸も必死に食らいついてきたけど、プロになって少し考え方が変わってきた様子だ!

真正面からのぶつかり合いを磨き抜いてきた火ノ丸だけど、そんな彼だからこそ辿りつける「自分だけの横綱相撲」を見つけたのかもしれないね!

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守・破・離の「離」に到達した感じがする!

武道の有名な教えのひとつに「守・破・離」というものがある。

まずは師匠とかサンプルになる対象のことを徹底的に守るフェイズ。これが「守」の段階。

次に、その教えを自分なりに少しづつイジってみて、自分なりのやり方を探す「破」のフェイズ。

そして最後が先達の教えを完全に離れ、自分のやり方を確立する「離」のフェイズ。

火ノ丸はこれまでずっと“守”を徹底してきたけど、今回は“離”に挑戦している感じがする!

金鎧山との取り組みの中で掴んあ手応えが大きいのかもしれないね!


火ノ丸相撲222話より引用 「離」のフェイズに突入したように見える火ノ丸!

これまでの火ノ丸は、野球でいえばとにかく剛速球を投げることを目指して取り組んできた。

しかし、それぞれが全身全例をかけて戦うプロの大相撲では、いくら剛速球を投げたところでそれ一本だと狙い打たれてしまうんだ。

それどころか、もっと凄い豪速球を投げられる力士だっている。才能も努力の歴史もずっと長い先輩だっている。

そんな中で一歩抜け出すには、変化球を交えることで緩急をつけて戦っていくことが必要だと感じたんだと思う。

プロの大相撲はそれぞれ才能も努力もすんごい相手ばかりなんだから「自分の取りたい相撲」に固執し続けるのは、考え方次第では“甘え”だったりするのかもしれないしね!

先輩方の中には、自分の取りたい相撲を捨てて「自分が最もポテンシャルを発揮できる相撲」を目指している人も多いわけだし!

さて、今回のラストは草薙も火ノ丸も両者必殺の間合いに踏み込んだ流れ。

大和国の相撲にこだわる草薙と、自分の相撲を探し始めた火ノ丸の戦い…。この衝突がどういう帰結を迎えるのか楽しみだ!!

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