【約束のネバーランド】ノーマンこそが最大の敵?意見の違いをどう乗り越える?

「鬼を殺したくない」という明確な意見を表示したエマ。

しかしこれに関しては誰もがそう思うように「そんな無茶な」ってかんじなんだよね。

どう考えても「何いってんだエマ」って感じに意見は流れると思うし、そう考えるのが自然だと思う。

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ノーマンこそが最大の敵?意見の違いをどう乗り越える?

エマの気持ちに寄り添ってみると、その感覚を理解できないわけではない。

でも、状況を広く見渡した時に、やはりエマの言ってることはめちゃくちゃだったりするんだよね。

もちろん当人も賢いからそのことを知りながら言っているんだとは思うけど、意見の衝突は免れない!


約束のネバーランド127話より引用 意見の衝突は確実に起こる!

上記のノーマンはエマから邪血の少女について告げられた直後。

この時点ですでにノーマンは「エマが鬼を絶滅させたくないと考えていること」を察知していると思うから、それを踏まえた上での振る舞い…ってことになってくるね。

まぁでも現在の約束のネバーランドは「ノーマンが作り上げた巨大組織」の中に、エマやレイが後から入ってきている…といった状況。

いくらGFハウスで共に長く暮らしてきたとはいえ、ここでは「ノーマンが王」であることは揺るがないはずだ。

そう考えると、エマの目的からすればノーマンこそが最大の敵になってくるかもしれないね!

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ノーマンの正論が火を吹く!

さらに後半ではノーマンの正論が強烈に突き刺さる展開となった。

まさに世界の有様とはこの状態だよね、反論の余地は一切皆無。

「食べること」とは、動物・植物に関わらず「命を頂くこと」なんだ。

邪血の少女の血があれば、その生命の営みのバランスを少し狂わせることが出来る(食べずとも生きられる)ようだけど、客観的に見ると、こちらのほうがやはり少し不自然ではある。

エマのように優しく、賢い人間であれば自分を律して肉を食わない…とか出来るかもしれないけど、家族にそれを強いることは出来ないよね。

食欲は本能的なものだから、仮にしぶしぶ子どもたちがみんな「以降、一切動物の肉は食べない」とかってちかっても、結果いずれは「また食べたいなぁ」と思うのがオチ。

エマがやろうとしていることは、それと同じことなんだと思う。


約束のネバーランド127話より引用 肉を食うなといわれて一時的に我慢しても、それは一時的なものにすぎない!

「食べる」という行為には人の思い出や経験が詰まっている。

バトワンは動物愛護の観点からベジタリアン寄りの食生活をしている(肉・魚は週一くらいかな?)けど、それを誰かに押し付けようとは思わないんだ。

受験に合格した日に焼き肉食べ放題に行ったり、大好きな家族と一緒にBBQをしたり。

多くの人にとって「肉を食べるな」という主張は、これらの思い出に紐づく幸せな記憶のアルバムを振り返りめくる機会を奪うことにも繋がる行為。

そう考えると、エマのやろうとしていることは今回ばかりは論理的に「現実が見えてない」って印象を受けざるをえないかな?

ただ、物事を変える人物というのは、こういう問題に直面した時に諦めず正面から打開する事が出来る性質を持っていたりするのも確か。

エマが今回の問題に対し、どのような結果を道幹出していくのか…楽しみに観察していきたい!

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