狂気のアンドリューと、引かれる引き金の行方!
作中後半では、アンドリューの狂いっぷりがどんどんエスカレートしていっている感じがした。
その狂気に満ち溢れた振る舞いを見る限り、自分の命が燃え尽きることを理解しており、その原因を作ったと解釈されるであろう「食用児たち」に向けて、歪んだ怒りをぶつけている…といったところだろうか!
今回のアンドリューは本当に恐ろしかった!
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銃口をこめかみに突きつけ、狂気の高笑いを浮かべるアンドリュー!
アンドリューの重症度を考えると、本来ならば言葉のひとつを吐き出すだけですら満身創痍でしかるべきだと思う。
口を開けば片側の顔面の傷がウズかないわけはないし、痛くて苦しくて仕方ないはずだ…。
しかしそんな感覚を押し殺してなお喋り続けるアンドリューの昂(たか)ぶった心理状態。
今のアンドリューはもはや、人の姿をした鬼…といった印象を受けたかも!いや、レウウィスとかですらここまでヒドくなかったような…。
約束のネバーランド111話より引用 銃口を当て、狂気の高笑いを浮かべるアンドリュー!
ドミニクとアリシアの暴走によって引き起こされてしまった一連の悲劇。
2人を発見することが出来なければ、アンドリューは諦めてそのまままどこかで力尽きていたに違いない。
逆をいうと今の状況は「絶体絶命の状況で、逆転の芽を手に入れた」みたいなシチュエーションでもあるのかも。
アンドリューの心理はもはや“測定不能”の領域にアクセル全開で突っ込んでいるといえる…!
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最後の引き金を引いたのは誰?
で、ラストにチェックしたいのは以下のカット。
これ、最後の引き金を引いたのは誰なんだろうね?
バトワンとしては「直線的な第一候補はレイ」だと思うんだけど、さて…どだろうか!
もしかしたらユウゴの件で踏ん切りがついたエマが銃口を引いた…という可能性も?
約束のネバーランド111話より引用 最後の引き金を引いたのは誰?
「私は人間で、且つ撃てば私はこのガキ共を殺す」と告げたアンドリュー。
しかしこの状況は、撃たなくともアンドリューは死んでしまうに違いない。
合理的に考えれば「どっちにしてもアンドリューは死ぬし、アリシアだって殺される」という状況であり、且つ、さっさとトドメを刺さなければ被害は拡大する…という状況。
つまり、今のエマに突きつけられた問いは「どっちみち死ぬ人間に、自分の手でトドメを刺せますか?」みたいな感じなんじゃないかな?
勝手に死ぬのを待つか、こっちが責任を持って命を奪うか…という違い。
これを人道的にどう受け止めるのか?という結論を、エマは短時間のうちに出さないといけないわけだね…!
さて次回の112話で、エマはどのような行動を選ぶんだろう?
救世主がアンドリューをヘッドショットしてくれてれば素敵だけど、約ネバの世界観だけに、きっとそんなヒーローは現れない…と前提を置いた上で、来週の112話を楽しみにしていきたいところだ!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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