群雄割拠の時代を招いた大乱、黄巾の乱。
今回はこの戦いについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
漢王朝の腐敗に伴って起こった民衆の一斉蜂起、これが多くの群雄を呼び起こしたことは間違いない!
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黄巾の乱についての考察、群雄割拠の時代を招いた大乱!
黄巾の乱のテーマとなる「蒼天已死」の四文字。
蒼天航路の物語においては、この4文字を流布したのが曹操孟徳その人であるとされている感じだ!
四文字の言葉を世に放つだけで黄巾の乱を触発したとされる蒼天曹操の圧倒的なまでの戦略眼。
振り返って確認すれば、こういうところにも彼のカリスマ性が現れているような気がする!
蒼天航路・文庫版2巻より引用 四文字の言葉を世に放つだけで黄巾の乱を触発したとされる!
漢王朝の腐敗と共に高まる民衆の声。
その声の受け皿となっていた黄巾党というひとつの宗教が武力と結びついたのがこの黄巾の乱なわけだね!
ちなみにこの時の曹植の発言は、遠く曹操の蒼天已死の四文字に呼応しているような気がするかも。
蒼天航路・文庫版9巻より引用 曹植のこの発言も曹操の蒼天已死の四文字に呼応している?
ここ描かれてない部分だから何とも言えないところもあるんだけど、曹操の周りの家臣から「曹操が上記の4文字で乱を誘発したこと」をきかされていたんじゃないかなぁ?
その事を伝え聞いた曹植はそのことを前提にして「檄文で乱を終わらせよう!」と発送したのかも知れない!
これは将軍や軍師といった直接的に軍事に関わる者だけではなく、詩文の才を持つ者の戦い方を示すに至った、記念すべき場面だよね!
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張角の死によって呼び起こされた群雄たち!
蒼天航路のエピソードの中でも、張角は最終的に病で倒れたとされる。
三国志演義よりもどっちかというと史実のほうに寄せたシナリオ展開をしているのが蒼天航路の特徴だと言えるだろう!
このタイミングまでは「漢王朝vs黄巾党」の正面衝突…って感じだったけど、この死がきっかけで歴史が動き始めた…って感じだ!
蒼天航路・文庫版3巻より引用 張角は最終的に病で倒れたとされる。これは正史に沿っているね!
黄巾の乱が起こらなくても、漢王朝の腐敗を正そうという動きはあったかもしれない。
しかし、この時の大規模な運動があったからことで、その動きが加速したのは間違いないだろう。
この民衆の大きな渦は、天下に覇を唱えようとする者たちにとって“大きな波の前触れ”みたいな感じだったと思う。
事実、黄巾の乱がある程度落ち着くくらいのタイミングにて、多くの群雄達が狙いすましたように動き出したわけだし、みんな「ここぞというタイミング」を、それぞれに狙っていたんじゃないだろうか!
蒼天航路を読んでいると、数々の群雄が雄飛するための力を貯めさせたのが「黄巾の乱」であったような気がしてきてしまう!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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