色々と複雑な想いに駆られたワンピース971話。
今回はその中でも、おでんとオロチの立場が逆転したっぽいことに触れていきたい。
オロチから見たらおでん陣営のほうこそが悪だったんだねえ…!!
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972話・973話につながる謎と伏線、おでん↔オロチの立場逆転![→974話]
まず最初にチェックしておきたいのは以下のカット。
正義を語る者たちに、一族まるごと追い詰められていたということだ。
この発言だけを切り取れば、オロチの言ってることが正論にも思えるところ。
正義を語る役人たちに自分まで狙われる心地はいかなりものだっただろうか…!
ワンピース971話より引用 正義を盾に追い詰められていたオロチ…!
オロチに関しては「復讐」という言葉や「この国を滅ぼす」というフレーズを使っているので悪に見える部分が残ってる。
しかしこの場合、復讐は「正義の鉄槌」に、この国を滅ぼすは「自分の望む国の姿に作り変える」に言い換えることができるだろう。
そういった意味で受け止めるなら(オロチが暴君であることは間違いないけれども)その根源に彼なりの理屈があることは理解できてしまう部分がある…。
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オロチ・カイドウを相手にまだ取引を行おうとするの?
で、次にチェックしていきたいのは以下のカット。
オロチやカイドウを相手にまだ取引を行おうとするおでんの姿が印象的だ。
彼はこの流れの中で「二言はないな?」とかいってたけど、この確認自体が無意味なのは明白。
なぜならすでに二言はあった(すでに約束を思いっきり破られている)わけだから。
なんならオロチは「おでんの望むことと反対のことを行うことを喜びとする」くらいのことがあってもおかしくない!
ワンピース971話より引用 オロチ・カイドウを相手にまだ取引を行おうとするの?
危険なチャレンジではあるものの、こちらが有利になる可能性もある行動に対する挑戦権を交渉ひとつで受け取ろうとした光月おでん。
オロチがどういう思考回路でいるかわかんないけど、この状況でおでんが「お願いする立場」にあるのは明白だった。
もしバトワンがおでんの立場なら、あんな口調でカイドウやオロチに迫ることが出来なかったろうね。
なぜならオロチは「わかった許可しよう。その代わり挑戦権を与えるにあたってお前の一族(トキ、モモの助、日和)は目の前で斬首なww」とか言い出しそうなタイプだから。
チャレンジが危険なことと、それに挑戦させてもらえるかどうかは別問題。
今回はオロチが黙っていてくれたことに救われたとすらいえるだろう。
これらの点を踏まえると、やはりおでんはどこか少し甘いように感じる部分がある男なのかもしれないね。まぁ、そこも彼の良い部分なのかもしれないけど…!!
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