今週も面白かったヒロアカ392話。
今回はトガちゃんの人物像について一段ふかく掘り下げられることになったね!
ということで以下、392話を読んでのバトワンなりの感想&考察を示していきたい!
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392話ネタバレ確定感想&考察、トガヒミコ回顧録![→393話]
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
歩み寄ろうとするお茶子に対する、トガちゃんの拒絶がこちら。
これは正直いって意見がわかれるところだと思うけど、トガちゃんの気持ちも理解できるところ。
「あなたが私の何を知ってるの?」っていう感情を何倍にも膨らました最上級…って印象を受けたかな。
「生きやすく生まれただけ」という言葉も印象的!
ヒロアカ392話より引用 「あなたが私の何を知ってるの?」ていう感情を何倍にも膨らました最上級…って印象!
現代社会では社会不適合者に対し、多くの場合は「お前の努力が足りないんだよ、自己責任もある。」みたいなリアクションが返ってきがち。
なんだけどトガちゃんのケースに関してはどうか。
以下のカットとかまさにその典型だけど、これトガちゃんに罪はあるんだろうか?どう思う?
ヒロアカ392話より引用 これトガちゃんに罪はあるんだろうか?どう思う?
血を吸うのが好き、という人間の価値観からしたら悪魔的な本能を宿して生まれた彼女。
人間扱いさえされなかった少女時代のことを踏まえると、それはとても悲劇的で可哀想だ。
でも、人間からしたら脅威なんだよね。この子のやってることは。
この“吸血愛好”という特殊性とどうやって向き合っていくべきだったのか。
これが今回問われているのかもしれない…!
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トガちゃんがまっとうに生きる道はあったのか?
さて、トガちゃんがまっとうに生きる道はあったのか。
これについてはとても深く、重いテーマだ。
ヴィランになるべくしてなった…って感じがしないでもないんだけど、よくよく考えたら心操くんなんかもヴィラン向きの個性。
彼女の個性をどうにか活かす方法はなかったんだろうか。
幼少期、彼女の両親がもしその方法を共に切り開いていくことさえできていれば、彼女は真っ当に生きることが出来ていたのかもしれない。
でも、親のリアクションは最悪だったんだよね。
「人間じゃない子を産んじゃった」という、絶望的な反応。
これをトガちゃんはきっと捨てられたと思ったし、愛されることは二度とないと思っただろうし、とてもつらかったに違いないよね。
まちがいなくトラウマになる一言であり、彼女の人生をヴィラン側に大きく歪めた出来事であるといえるだろう。
そして彼女は自分自身で「自分の尺度」を作っていくしかなかった。
ヒロアカ392話より引用 自分で尺度を作るしかなかった…!
もうここもあで来てしまったら、お茶子がいかに手を伸ばそうとも本当の意味で心の奥底から理解し合うことは不可能だと思う。
それほどまでにトガちゃんの歪みは深く、トラウマは絶望的だ。
なんだけど、個人的にはそこになんとかわずかでも、小さな希望を見出していきたいところ。
これまでなかなか価値観を共有できる友達が出来なかったトガちゃんが、あの善良なトゥワイスと仲良くなったその根源。
そこにはきっとトガちゃんの奥底にもどこか人間らしいものが眠っているからだと信じたい!
以降の展開では、お茶子の歩み寄りがトガちゃんの心のどのくらい深くまで降りていけるかが注目ポイントになってくるね!楽しみ!!
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