まず最初に、今回の内容は考察ガチ勢向きの内容だと思うので、それを前提に読んでもらいたい。
バトワンとしては以下の内容を本筋と見ており、現時点ではこれ以上のリアリティのある仮説が思いつかない。
なぜなら、この仮説には「ひとつなぎの大秘宝」に対抗する、ひとつのアイデアが盛り込まれているからだ!
◯【ワンピース】必読:ワンピースの正体「全ての種族は兄弟である!」ラフテルの財宝についてのバトワン的見解!
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ひとつなぎの大秘宝vs人類分断、まさに対局に位置するもの!
「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」の対極に存在するもの。
それこそが前回の記事で提示した「人類分断」だといえるはずだ。
ワンピースが何を“ひとつなぎ”にするのはまだ明かされていないけれども、これが「かつて分断されてしまった人類」だとするのはとても説得力がある。
例えば以下のカットなどもひとつの参考になるはずだ。
ワンピース59巻より引用 マルコのセリフも核心を捉えている!
赤犬がルフィを殺しておきたいという危険度と、ルフィを生かしてやりたいと思うマルコらの期待値は当価値である。
この言葉はルフィに対して語られた言葉であるが、同時にワンピース世界の真理をも示しているといえるだろう!
マルコが語った言葉は偶然にも“ルフィ”を“ワンピース”に置き換えても成立するように思えるのが興味深い!
世界政府はワンピースを発見されては困る。
この点で、ワンピースが金銀財宝のような「万人にとって一定の交換価値を持つ財宝」ではないことは明らかだ!
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ワンピースには「万人に対する交換価値」が存在しない!
世の中に存在する大抵のものには「価値」が存在する。
その中でも“金”や“財宝”はもっとも明確な「交換価値」をもつものだ。
金そのものはコインor紙幣にすぎないし、金銀財宝も鉱石・鉱物の加工物にすぎない。
僕たち人間が生きるために本当に必要とするものはあくまで「衣・食・住」なので本来はそちらのほうが価値が高いわけだけれども、金や財宝には「衣・食・住と交換する道具」としての意味が備わっているんだ。
だから、金や財宝といった道具には価値があるし「何にでも交換出来て便利だよね」ってことで誰もから求められ、富の象徴となった。
しかしワンピースはどうか?
ワンピース59巻より引用 明らかに嫌そうな顔をするセンゴク!
上記カットは白ひげがワンピースについて語っていた場面、明らかに嫌そうな顔をするセンゴクが印象的だ。
このシーンを一見するだけでも「ワンピースには、万人に対する交換価値はない」ということがわかるよね。
ジョイボーイが隠した宝の山の中に金銀財宝は含まれているかもしれないけど、それはきっとメインではない。
ワンピースの正体は「ある者たちにとってはプラスの価値を持ち、ある者たちにとってはマイナスの価値を持つもの」なんだ。
これはまず確定と断言してしまっても差し支えないと思う。
大物海賊が持てば世界政府との交渉などに使えそうだけど、一般人が手に入れても何の役にも立てられないもの。
金銀財宝のように「誰もが喜ぶ」という性質を持っていないもの。
これら一連の事実もまた、冒頭に提示した必読仮説の信憑性を裏付けているといえるような気がするかな!
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