ワノ国編の戦いが完全終結した今回の1049話。
カイドウとしては道半ばだとは思うけど、そこに暮らす人々には希望の灯が灯った。
今回は以下、ワノ国編戦いの終幕について考えていきたい!
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潰えるカイドウの道、ワノ国編戦いの終幕!
なにはともあれ今回のラスト、以下のカットから触れていこう。
ルフィに敗北しふわりと落ちるワノ国の守り神、カイドウ。
彼の存在については本当に色々と考えさせられてしまうけれども、いずれにしても今後の世界のパワーバランスは思いっきり変わってくると考えて間違いないだろう!
これまで世界政府と関係を持っていたカイドウが倒れ、世界政府的に「何を考えてるかわからない」って感じのルフィが生き残ってしまったという誤算。
このあたりも考えていくと面白い要素がたくさんあるので、今後の考察材料にもってこいだろう!
ワンピース1049話より引用 巨龍を地に落とすことに成功した!
なお、今回の戦いそのものについていうと、ひとことでいうなら「かつてないほどストレートな戦い」だったと思う。
ルフィも何度か破れてその度立ち上がって…みたいな演出はあったものの、基本的にひとつひとつに強い説得力があったというよりは、どちらかというと常に“ルフィの復活待ち”みたいになってたところは否めない。
ワノ国編そのものストーリー構成が勧善懲悪だからやむをえないんだけど、これはマイナスポイントではあったかのように思う。
ただ、そのぶん別のところで盛り上がりは生まれたよね、これは間違いない!!
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ギャップではなく最大値で!
たとえば対象的なWCI編は、ストーリーの深み×戦いのアグレッシブさの強弱・ギャップを使って盛り上がりを作っていた印象がある。
対してワノ国編のストーリーは終始一貫して「悪いやつがいました→ぶっとばして解決しよう!」的な直線的なものだったと思う。
よってガチの考察ファンであればあるほど考察する要素の乏しさに苦しんだと思うし、人によっては思ってもみない説を無理やりこねくりまわした人も多かったように見受けられる。
なんだけど、逆をいうとそれによって「ストレートな盛り上がりの迫力」が出たのも振り返ってみれば事実だよね。
たとえば以下のモデルニカの発動シーンなんてまさにそれ!
ワンピース1044話より引用 最大の盛り上がり、モデルニカの発動!!
モデルニカについてはその能力そのものについての考察は色々盛り上がれど、ワノ国編そのもののストーリーとはそこまで深い絡みはない感じ。
なんだけど、やはり「ルフィの覚醒×ギア5×伝説の悪魔の実」みたいな強力なキーワードが目白押しで盛り込まれたことによって、かなりわかりやすく強烈な盛り上がりが生まれたように思えたかな!
で、本当に楽しみなのはこれから、っていうのは言うまでもないところ。
悪役をやっつける、というワノ国編のどストレートな課題にアンサーが出された今、今後はシナリオ全体を引き締めて次の物語につなげていく展開になっていくと思う。
当然、この流れであればそろそろワンピースという作品全体の根幹に関わる内容もバチバチ織り込まれてくるのは必然。
これまではカイドウ陣営のパワーでゴリ押し系の描写だったり、なんやかんや理由をつけて号泣する錦えもんだったりにシナリオ構成の割合を持っていかれてたけど、これから数話はそれが激減することになるだろう!(錦えもんはどうせ嬉し泣きでまた号泣するんだろうけど)
つまりこれは、ワノ国編で終始描かれてきた表面的な情報や、上っ面の感情論ではない“真の情報”みたいなものに割合が割かれていく…というフラグのようにも思える感じ。
そういった点を踏まえると、ワノ国編の本当のスタートはもしかしたら「試合終了」のこの1049話からである…と見ていくのも、あながち的外れとはいえなさそうな気がするよね!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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