【僕のヒーローアカデミア】「考えるより先に体が動いていた」ジェントルとデクの違いについて！[ヒロアカ]

トップヒーローは学生時から逸話を残している…。

彼らの多くが話をこう結ぶ！！

「考えるより先に体が動いていた」と…。

君も…そうだったんだろう？ジェントル・クリミナル！！

「考えるより先に体が動いていた」ジェントルとデクの違いについて！

冒頭で引用した言葉の9割は、第1巻・第1話にてオールマイトがデクにかけた言葉。

本編の考察でも触れたんだけど、この言葉は今回の179話で語られた、ジェントル・クリミナルの過去にピッタリじゃないか！

今回は彼の歩んできた半生について考えていきたいと思うよ！

関連深いのはまさに以下のカット！

僕のヒーローアカデミア179話より引用　個性を使って助けようとした結果、ヒーローの邪魔をしてしまう…！

個性を使って人命救助をしようとした若き日のジェントル。

なんだけど、生来不器用（？）な部分を持っているからか、その努力は空回りに終わってしまう…。

「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉があるけど、まさに上記のジェントルは賊軍に該当しちゃってる感じだよね…。

でも、彼も彼なりに人を助けようとしたんだ。

第1話におけるデクも「考えるより先に体が動いていた」場面をオールマイトに見初められ、今に至る感じなんだけど…ジェントル・クリミナルと何が違うだろう！

たしかにデクだってめちゃめちゃ勉強して努力して、頑張ってきたと思う。

しかし、これまでのジェントルだってとても頑張ってきたはずなんだ。

でも、運命は2人の人生を全く違う方向へと導いてしまった…。

かたやオールマイトら優秀な先生らに指導を受ける、将来有望な“ヒーローの卵”へと。

かたや一生懸命に動画配信しようとも、なかなか世間に認められない義賊系の“落ちぶれたヴィラン”へと。

2人のしてきた努力には、共に無限の価値があるはずなのに、結果は雲泥…、これはあまりに無常で、あまりにもリアルだ…！

僕のヒーローアカデミア1巻より引用　デクはこの一言に救われた！普通はジェントルのように、叶わぬ夢で終わってしまうことが多いだろう…。

あえて2人の違いを述べるならどういう部分になるだろう？

少なくとも上記のカットはデクの運命を今の現実に結びつけた最大の要因のひとつだといえると思う。

デクは運良く素晴らしい師に出会うことができたから良かったけど、若き日のジェントルにはそのチャンスは訪れなかった。

この辺りは時期的な問題もあったと思うし仕方ないっちゃ仕方ない部分も多々あるとは思うんだけど…彼ら2人はどことなく似た部分を持っているように感じるかもしれないね！

ちなみにジェントルの肩を持ってみると「デクにとってのオールマイトが、彼にとってはラブラバだったんじゃないか？」なんて感じる部分があるかも！

オールマイトほど圧倒的・決定的ではないにせよ、ラブラバの存在が彼を夢の実現へと近づけてくれた。

表面的にはジェントルこそラブラバにとってのヒーロー…って感じだけど、一段深く心の深層に潜ってみれば、ラブラバのほうこそ「ジェントルのヒーロー」だったりするのかもしれないね…！！