【呪術廻戦】30話「我儘」感想、真人が宿儺に瞬殺される展開に！

真人による領域展開が炸裂した前回の29話。

しかし今回の30話はそこから一転、急転直下の展開へとなだれ込んだ！

呪術廻戦はやや難しいから考察していくのが大変な部分もあるんだけど、30話の感想をベースに文章を記していきたい！

30話「我儘」感想、真人が宿儺に瞬殺される展開に！

今回の30話は以下のカット周辺からスタート。

ナナミン周りのバックグラウンドも掘り下げられつつ、戦いが進行していく流れとなった。

領域展開そのものについてバトワンはまだいまいち理解しきれてないところがある（そこが面白い！）んだけど、どうやら今回のナナミンは敗北を悟り、死を覚悟しているような様子だったね！

呪術廻戦30話より引用　領域の中に閉じ込められ、覚悟を決めるナナミン！

一瞬の交錯で勝負が決定する無慈悲なる戦い。

呪術廻戦にはそういう、一方的（場合によっては理不尽な）戦いぶりがあり、それが異彩となって輝きを放っているフシがあると思う。

状況を理解したナナミンが過去を回想しているのもまた「走馬灯に近い何か」だったような気がするな〜！

文章運び、視線誘導など非常にレベルが高い作品なのでバトワンの言語力では追いつけない部分も強いんだけど、それゆえに魅力を感じ、惹かれてしまう！

で、今回の30話でもうひとつ注目したいのが以下のカット。

せっかく領域展開を会得した真人ではあったものの、両面宿儺によって瞬殺されることになってしまった。

もう少し戦いが続くと思っていたんだけど、これはかなり以外な展開だったように思う。

ただし、これまでのシナリオ運びでしっかりと読者との信頼関係が結べている（「この作者は読者を裏切らない！」という感覚）作品なだけに、以下のカットは非常に面白く読むことが出来たかな！

呪術廻戦30話より引用　両面宿儺に瞬殺される真人！

理不尽なまでの宿難の一撃によって倒れる真人。

今回のナナミンの反応を確認する限り、前回使用された「自閉円頓裹（じへいえんとんか）」の領域展開は、おそらくかなり強力な技なんだと思う。

しかしそんなこの領域を簡単に破り、真人を瞬殺してしまう両面宿儺…。

本作の初期の初期からこの怪物は理不尽なまでに強力だったけど、今回もその本領を発揮してくれた感じだね！

パワーバランスが圧倒的すぎて「宿難が登場する＝こちらが一気に優勢になる」という状況はややチートだけど、それを自在にコントロールできない不安定さによってバランスが保たれている感じ。

さて、真人の受けた傷は相当に深刻だと思うけど、これで勝利確定なんだろうか？

次回の31話でどのようなシナリオ運びがされてくるのか…楽しみに待ちたいと思う！！