【ワンピース】釜茹での怪、赤鞘は最初から救われる予定だった?

これまでも不可解な行動が多かった赤鞘九人男。(特に錦えもん)

その破綻した言動の数々が飛び火して、周辺のキャラに対する疑念に発展したことはいうまでもない。

ということで今回は以下、おでんの釜茹でシーンにおける赤鞘九人男について触れていこう!

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釜茹での怪、赤鞘は最初から救われる予定だった?

橋板を担いで釜に入り、赤鞘九人男を助けたおでん。

この場面じたいは名シーンに数えられるんだけれども、色々と奇妙な点は残る。

まず「釜に入っている」という概念が崩れているのが謎だよね。

この場面で釜に入っているのはおでんのみで、他の面々は到底「釜に入っている」とは言えない状況。(トンチっていう解釈については別記事で触れていく)

これを見たカイドウは「確かに釜に入ってやがる!」って笑ってたけど、これに納得できた読者はごく一部なんじゃないだろうか?

このシーンで釜に入っているのは、どうみてもおでんひとりだ。


ワンピース971話より引用 「え?」ってなってる赤鞘九人男…!

また、この場面において赤鞘九人男のリアクションも謎が残る。

「え!!?」と反応する彼らだけれども、これはどういう意味だろうか?

橋板ごとおでんに担いで貰ってから今に至るまでの数秒間かも知れないけど、この間にできることは色々あったはず。

いや、それとも赤鞘九人男はもしや全員、オロチ&カイドウ側の何者かによる能力で、数秒間意識を奪い取られていた…とかだろうか?

この場面のおでんからは強い漢気を感じたけれども、指をくわえて見ているだけの赤鞘九人男には再度マイナス評価が上塗りされたように思う。

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以下の錦えもんは「おでんに続くフリ」だけだった?

しかしともあれ、おでんサイドに裏切り者がいる可能性が残っていることは救いでもある。

やることなすこと味方サイドに害悪となる錦えもんの存在などはもっとも疑わしいところだ。

光月サイドからものを見ている読者からは見放され、むしろオロチから「切れ者である」という高評価を受けるこの男。

以下のカットもあくまで「主君に殉ずるフリをしていただけ」なのかもしれない。

いや、だとしたらカイドウの振る舞いも理解できるところだよね!


ワンピース971話より引用 この錦えもんは「おでんに続くフリ」だけだった?

明らかに釜に入っていない赤鞘九人男たちを救う余地をおでんに与えたカイドウ。

これは「赤鞘は始めから救うつもりだった」という可能性を示している!

そうするとおでんは「カイドウ、オロチ、赤鞘の全てから裏切られていた」ということになってしまうけれども、これならば釜茹での不自然なシーンもすべて解消できる気がするかな!

釜茹でにまつわる様々な不自然ポイントとその解釈。

この辻褄をいかにして合わせていくのかは、ワノ国編の根っこそのものを解き明かすことにつながってくるかもしれないね!

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