謎の巻頭カラーになったサムライエイト。
岸本先生の作品ということで期待してたんだけど、期待に対して失望の展開が続いていた感じ。
正直いってこの巻頭カラーに納得いってない読者は多いんじゃないかな?
今のサムライエイトの状況ならさすがに新人作家さんに巻頭を回すとかするべき感じだったと思う。残念。
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12話ネタバレ確定感想&考察、謎の巻頭カラー![→13話]
しつこいダラダラ説明と、世界観語りばかりが続いていたサムライエイト。
ナルトのエッセンスを詰め込んだという話も聞くけど、正直バトワンとしては(今のところ)面白いと思える要素がわりと少ない感じかもしれない。
最初の最初はワクワク感がかなり高まる展開だったのに、見事にそれが消失したあたり。やはり時代の変化を感じるかな!
ただ、バトル展開だけはさすがに迫力の描写で。
サムライエイト12話より引用 バトル展開だけはさすがに迫力の描写!
上記のカットはハチマルがアタに向き合い「さぁ、やるぞ!」といった場面。
このワンシーンだけを見ると「面白いマンガなのかな?」と錯覚させるほどの素晴らしいアングル&描写だったと思う。
前後のシナリオを挟むと別にコレといったドラマは皆無なんだけど、上記のシーンの迫力は称賛に値すると言えそうな気がするかな!
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アタに一撃を加えるハチマル!
で、今回のラストはアタに一撃を加えるハチマルが描かれてフィニッシュ。
これにてアタは「いきなりやってきて情報だけをバラ撒き、いきなり敗北した男」へと向かっていく可能性が濃厚となった。
ドラゴンボール以降のドラマの進化によって、現代漫画は「○○が強すぎィ!」ってだけでは成り立たなくなってきている状況。
その中で本作の論理は現状「強い=面白い」となっている印象が拭えないところ。
さて、この現代の漫画ファンとのミスマッチが以降どう影響していくか…じっくりと観察していきたい。
サムライエイト12話より引用 アタに一撃を加えるハチマル!
インターネットの普及によって「画力がいかに弱くとも、面白い漫画は面白い!」ということを多くの人が理解した現代社会。
その中でサムライエイトという作品は、設定をクドクドと説明し、あとは画力と迫力で押し切っているフシが強いと見受けられる。
大人気御礼!なんて意見もあるようだけど、ネットの声とかを観察しているとそんな意見はあんまり見つけられないし、疑問符が多い状況が続いているように思えるかな。
正直バトワンとしてはサムライエイトは「打ち切り候補」だと思っていたので、巻頭カラーを飾ったのは驚愕。
岸本先生ほどの実力者ならここから持ち直す可能性もゼロじゃないと思うけど、さぁ〜どうなるかな?
とはいえサムライエイトが面白くなってくれれば文句はないので、ただただこの作品の開花を祈るばかりだ!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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