ワノ国編も最終盤に突入し、もうその結末について評価を揺るがせる要素もかなり減ってきた。
ここからは「ルフィがパワーアップしてカイドウを倒す」の一本道だろう。
この状況で描かれた“甘え上戸”からは、かなり鉄の意思を感じたかな!
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甘え上戸から感じる鉄の意思&ワノ国編にまつわる不満!
今回の1042話で描かたおふざけカット、甘え上戸。
以下のカットはカイドウの品格をかなり貶めたと思うし、ゆえにあまりみたい場面ではなかった。
しかしながらワノ国編全体の流れをみるとこういう展開も十分に予想できる状態になってしまっていたから、とくに驚くこともなかったと思う。
クイーンのときも、キングのときも。こういうシーンを割愛して“信念のぶつかりあい”を描くのがワンピースだと思っていたけど、ワノ国編ではやはりそれは期待できなかった。
このままワノ国編が終了したら「キャラを置き換えたアンパンマン、あるいはドラゴンボールの焼き直し」みたいな感じになってしまうだろう。
それはたしかに王道であるかもしれないけど、ワンピースに求めるものではなかったかな…!
ワンピース1042話より引用 「キャラを置き換えたアンパンマン、あるいはドラゴンボールの焼き直し」みたいな感じになってしまいそうだね!
しかしともあれ、ワンピースほど優れた作品がそのことを理解していないとは思えない。
ということは、やはり今回は王道にこだわって“そういう方向いくと決めた”ということなんだろう。
ここにはタイトルにもあるとおり「鉄の意思」を感じたかな!
この状況になってしまえば読者としては応援するほかないと思うし、好みと合わないのならば耐え忍ぶしかないと思う!
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こっちを描いてほしい!という部分!
で、後半では以下のカットについて触れていきたい。
これはまさに「こっちを描いてほしい!」という部分なんだよね。
ルフィが主役の物語のはずなのに、ワノ国編ではルフィの考えが描かれることはかなり少なかった。
ただただ「誰が強いか、どっちが強いか」みたいな話に終始していたんだ。
そんな絶望の中で以下、ルフィの怒りが久々に示されたのはありがたいことだ!
ワンピース1042話より引用 こっちを描いてほしい!という部分!
ワノ国編で挫折しそうになっている読者はめちゃくちゃ多いと思うんだけど、このシーンはそんな暗闇の中に差し込んだ微かな光。
この光を頼りにして「これからもワンピースを応援していこう」と思い直した読者も多いんじゃないかな!
もちろんワノ国編以降も今の調子だったらちょっと絶望だけど、このカットのように“人間ドラマ”について描いてくれるワンピースに戻ってくれれば挽回の余地はいくらでもあるはず。
今後のワンピースに期待したい!
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