「魂を奪って他のモノに与える」
ひらたく言うとソルソルの能力はそんな感じなんだけど、実はこの能力にはまだまだ秘密が残っていると思っていて。
さらにはその能力を前提にすると、能力者の発想次第ではけっこう“恐ろしいこと”が出来たりすると思うんだ。
以下考えすぎかもしれないけど、バトワンなりに思う“ソルソルの実の使い方”について触れていきたい!
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語られざる秘密、ソルソルの能力の多面性・真骨頂について!
奪った魂を与えることで、無機質な物体に命を与える…なんて、まさに「母にピッタリ」の能力だよね!
ワンピースは少年漫画だからシンプルさも大切だと思うし、この部分に最も強いスポットライトが当たるのは当然だと思う。
この能力は対人でもそれなりに強力だし、それに加えて「軍団を作ること」を考えればさらに強力だ!
ワンピース867話より引用 魂を抜き取るソウルボーカス。作中最初の明確な犠牲者はモスカートだったと思う!
ただしバトワンの感覚では、まだ“ソルソルの実の真骨頂”は描かれていないと思っていて。
WCI編でのビッグマムはたしかに強力だったと思う。
ゼウスの落雷や、プロメテウスののしかかりファイヤー、ナポレオンの威国など、どれも破壊力たっぷりの攻撃だった。
でも、でもね?
これらの要素がなんとなく“おまけ要素”のように感じるのはバトワンだけだろうか!
飛んでくるランチャーを楽勝で撃墜したり、ゼウスの(大自然の力を味方につけた)落雷を耐え切ったうえ地中をガリガリ掘り進んだり。
威国は別にナポレオンを使わずとも放てるような気がするし、ビッグマムは今のところ別にソルソルが無くても充分に四皇に相応しい実力を備えていると思うんだよね。
現状で描かれたゼウス・プロメテウス・ナポレオンの存在はビッグマムの戦闘能力をあくまで「チョイ足し」するものであり、別に「ビッグマムの脅威の主軸」なる要素じゃない…という印象が強いかな!
しいて言うなら「乗り物としてのゼウス」だけは有能…といった感じがするかも!
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ソルソルの実の本当の危険性とは?
で、ここで「ソルソルの実の本当の危険性」について考えてみたいんだ。
戦闘面での効果が「能力の底上げ」にすぎないのなら、ソルソルの実の真骨頂はどこにあるんだろう?
そう考えた時、バトワン的にやはり気になってくるのは以下のカットなんだよね…!
魂を捧げるべく並ぶトットランドの人々。
WCI編ももうクライマックスに近づいている感じだけど、以下のカットについてはまだ具体的なところが語られてないよね!
これ、バトワン的にはいくつかパターンを予想していて…。
ワンピース835話より引用 魂を捧げるべく並ぶトットランドの人々…!
かつてハズしてしまった考察であるユメユメの実仮説に近いことが、ソルソルの実でも出来るんじゃないかな?と、今でも少し思ってるんだ。(2年も前の考察だけど!)
時折ビッグマムの癇癪(ヒステリー)が起こることさえ除いたら、トットランドは本当にメルヘンで魔法の楽園っぽい雰囲気。
永遠に繰り返されるようにも思える歌と踊りのカーニバルの中、住民たちは「自ら魂を捧げる」ことでこの国にしがみついている印象を受ける。
「去るものは殺す」のスタンスが一般住民にも適用されるのかは不明だけど、リスクとリターンを考えた時「寿命を捧げてでもこの国に残るほうがメリットがある」と判断するのが自然…みたいな状況なんだろう。
つまりビッグマムは、一度「幸せ中毒」になった住民たちを、彼女の国に半永久的に縛り付ける事が出来る支配システムを構築している…ってことになるんじゃないかな!
ちなみにここは多くの人々にとって「楽しくて幸せな夢の世界or厳しくて辛い現実の世界のどちらが魅力的か?」という問いに繋がる部分を感じてしまうかも!(特に差別・迫害を受けてきた種族にとってどうだろうね?)
ソルソルの実の能力が強く影響して出来ていると考えらる不思議な不思議なトットランド。
もちろん戦闘面でもビッグマムのポテンシャルを底上げしてくれる側面はあるんだけど、ソルソルの実の真骨頂はこういう「多くの人材をトットランドに縛り付けることが出来る支配力・拘束力」だったりするのかもしれない!!
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