最終的に夜神月を追い詰め、キラ逮捕に貢献したニア(本名ネイト・リバー)。
今回は彼の人物像について考察し、バトワンなりの解釈をここに記しておきたい!
本質的にキラに決定打を与えたのはL(本名エル・ローライト)だけど、ニアがいなかったら夜神月は止められなかったことだろう!
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ニア(本名ネイト・リバー)の人物像考察、キラに終わりを告げたLの後継者!
ニアはLと同様にワイミーズハウスという孤児院施設出身の人物だ。
SPK(Special Provision for Kira)という操作組織を立ち上げた代表者でもあり、最終的にキラの暴走を食い止めた人物でもある。
どことなくLと似た雰囲気をまとっている人物で、特に“Lっぽい感じ”がするのがニアだ!
デスノート12巻より引用 ニアの外見はこんな感じ!
バトワンの印象としては、ニアはLの“冷静・冷徹な部分”を特化させたようなキャラクターであると想っている。
メロのような行動力は持っておらず、絶対的な安全が確認されない限り前に出ることをタイプ。
よって、メロやLと比較すれば“決定的な証拠を掴みにくい”というデメリットも持ち合わせている。
しかし、単独での推理力はかなりのもので、Lとメロが残した情報から見事に“夜神月=キラ”という図式を証明してみせた人物だ!
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最終決戦に臨むニア!
以下、最終決戦に臨むニア。
この時点で確定的な“身の安全”は確保できているわけだけど、あえてお面をかぶって登場してきている辺りが小憎たらしいところだ。
リアルタイムで読んでいる時は特に、この場面は緊迫していたことを思い出す!
デスノート12巻より引用 最終決戦に望むニア、これがキラ逮捕の決定打になった!
この時のやり取りはかなり強烈なものだった。
「新世界の神だ」と自称する夜神月。
それに対して「いいえ、あなたはクレイジーな大量殺人犯です」と、キッパリ断言するニア。
このシーンに関しては相当に衝撃的な印象を持ったことを覚えている!
互いに相容れない思想がぶつかりあった平行線。
ここまでは智謀によって導かれた頭脳戦が続いていたデスノートだけど、最終的には「何が正しいのか?」という問答へと帰結した。
善悪定からぬニアの“合理性”と、その果てにある決定的勝利。
それを確信していたから、あの用心深いニアが顔を出した。
種明かしがされた今となっては、全てが合理的に辻褄が合っていることがわかるし、作品の完成度の高さに戦慄してしまう!
Lのような行動力には欠けるものの、ニアの主張や論理力は“Lの思考”を明確に継承しているものだといえるだろう!
なお、キラの正体を突き止めた後のニアの動向については明らかになっていないようだ。
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!