先日Twitterにて「読者は循環するものだし、ゆえにルフィは最強になると思う」という意見を頂いた。
この意見は実に納得かつ確信をついたものだったように思う。
では、この意見を踏まえつつ、ワンピースの今後を見ていきたい!
【スポンサーリンク】
ルフィの性質の変化について、点と点を結んだ先にあるもの!
まずはじめに、バトワンは「尾田先生が循環を意識してようがなんだろうが僕は深みのあるワンピースシナリオが好き」という事実を踏まえて話を進めていきたい。
今回寄せられた意見に納得した理由は以下、事実上ワンピースのシナリオがそのように動いているからだ。
アーロン編、アラバスタ編、空島編、エニエスロビー編、頂上戦争編、ドレスローザ編、WCI編。
こうやって全体の流れを見てみると、全てのエピソードには「人と人とのドラマ」が存在しており、そのドラマの性質は必ずしも勧善懲悪とはいかなかった。
しかしワノ国一幕・二幕は以下のとおりだ。
ワンピース917話より引用 ホールデムはレッドホークにて一気に敗北へ!
わかりやすい悪者が登場し、ルフィにぶっ飛ばされ。
わかりやすい悪者が登場し、ルフィにぶっ飛ばされ。
そこには信念と信念のぶつかりあいなど存在せず、まるでワンピースのキャラを使って演じられたアンパンマンを読んでいるかのような感覚になるエピソードばかりだった。
今回の指摘は「少年漫画はそれで良い」という価値観に基づいたものだね!
たしかにそう言われてしまえば「そうかもしれない」と納得せざるを得ないところ。
そしてこの“流れ”の延長線上にあるのは、さらなるアンパンマン化だ。
だとしたらワンピースは本当にそれで良いのだろうか?
【スポンサーリンク】
正直な意見を述べる理由!
面白いものは面白く、好きなものは好き。
この2点は常にイコールで結ばれるわけではなく「好きじゃない作品でも面白かった」とか「好きな作品なのに面白くなくなってしまった」ということが成立しうる。
そして「循環」を是とするならば、昔からワンピースが好きだった(人間ドラマ重視の)ファンはそこで切り捨てられて良いのだろうか。
もし尾田先生がそう考えているのあらば、とても寂しいことだ。
しかしバトワンは幼い頃から20年もワンピースと共に歩んできたし、尾田先生に対する信頼をワノ国編一幕・二幕だけでひっくり返すことはとても出来そうにない。
尾田先生ならきっとまた「普通の漫画じゃなくて、敵には敵の正義がある。だから面白いんだよ!」と教えてくれた、あの時のワンピースを描いてくれると強く信じている!
バトワンはアンチになる可能性がある!
最後に、バトワンが「ワンピースのアンチになる可能性」があることを告白しておきたい。
しかしそれは「ワンピースが完全に完結した後」に限る。それまでは尾田先生を信じ抜こうと思っていることをここに約束しようと思う。
もしワノ国編一幕・二幕の調子が最後まで続いたら(あるいはエスカレートしたら)、バトワンは「ワンピースは前半7割までは面白かったけど、後半3割には疑問が残る作品だった」と、容赦なく評価するだろう。
それが自分にとって正直なことだし、尾田先生&ワンピースに対して誠実に向き合ったバトワンなりの結果なんだ。
でも、そうはならない。
尾田先生は絶対に過去最高のクオリティで感動できるワンピースを用意してくれるはず!
そして2020年はきっと、その開幕の1年になると期待していきたいところだ!!
ワンピースに残された航海はあと少し、尾田先生は誰も振り落とさずにラフテルへと連れて行ってくれると信じていきたい!!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!